犬によく見られる「常同障害」というものを聞いたことがあるでしょうか?
常同障害とは犬が同じ行動を繰り返すことですが、原因が分からず、また何が問題かもよくわからない方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方向けに簡単に解説していきますのでどうぞ最後までご覧いただけると幸いです。
目次
- 常同障害とは?
- どんな症状?
- 原因は?
- 改善(治療)方法は?
- 予防、対策は?
- さいごに
常同障害とは?
まず、常同障害とは病的に同じ行動をし続けたり、何度も繰り返す精神的な病気です。
同じ行動をしているだけと思って何もしないのはいけません。
原因を探って改善してあげましょう。
どんな症状?
常同障害になるとこんな症状が見受けられます。
・足やしっぽを傷つくまで自分で噛んだり舐める
・口が届くところの毛が抜けている
・自分のしっぽを追い続ける
・名前を呼んだり声をかけてもその行動をやめない
原因は?
こんな原因が考えられます。
・長時間ひとりで寂しい
・スキンシップが少ない
・過度に拘束してストレスが続いている
・運動不足
改善(治療)方法は?
改善のためにはこんなことが必要かもしれません。
・行動療法のお医者さんなど専門家による治療・トレーニング
・薬による治療
・ストレスになっている原因をなくしてあげる
予防、対策は?
常同障害になってしまうと治療も簡単ではないかもしれません。
日々の予防、対策が重要になりますので以下の点に気をつけましょう。
・さんぽや遊びなど運動の時間をしっかりとる
・退屈したり単調な遊びにならないようにする
・犬によっては運動やスキンシップがストレスになる場合もあり、嫌がっているか見極める
さいごに
常同障害だけでなく、犬もストレスが原因で病気になることが多くあります。
ただ、ストレスの感じ方は人間と同じように犬によっても様々です。
愛犬がどのように感じて生活しているのか、飼い主の方はしっかりみて判断できるようにしましょう。
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