皆様の愛犬は膀胱炎になってしまってはいないでしょうか?
犬も膀胱炎になり、悪化すると大変ですので、予防や初期対応が重要になります。
目次
- 膀胱炎とは?
- 膀胱炎の原因
- 細菌感染の場合
- 結石の場合
- 腫瘍、ポリープの場合
- その他の原因の場合
膀胱炎とは?
膀胱炎とは、尿を貯めている膀胱というところの中で細菌が繁殖し、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気です。
膀胱炎になると「血尿」「排尿時の痛み」「頻繁に排尿する」などの症状がでます。
膀胱炎の原因
膀胱炎の原因は主に5つです。
・細菌感染
・結石
・腫瘍やポリープ
・生まれつきの奇形
・その他の原因
それぞれ対策、対応を確認していきます。
細菌感染の場合
細菌感染が原因の膀胱炎は、メスに多いと言われています。
主な原因細菌は大腸菌など、 糞便中に存在する菌です。
膣から尿道を通って、 膀胱で感染してしまうと考えられています。
抗生剤などで治療することができます。
結石の場合
結石が原因の膀胱炎は、 結石が無くならない限り治りません。
結石にはいくつか種類があり、ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)の場合は食べ物の変更のみで結石を
溶かせることがあります。
しかし、場合によっては外科手術で結石を取り除くこともあります。
普段の食事も気をつけることが必要です。
腫瘍、ポリープの場合
腫瘍やポリープが原因の膀胱炎は、除去するような治療が必要です。
・外科手術
・抗がん剤による治療
・放射線による治療
などの方法を組み合わせ治療します。
腫瘍、いわゆるガンの場合は他の臓器に転移する場合があるため、血尿を放置せず早期のうちに治療ができるように動物病院へ連れていきましょう。
その他の原因の場合
生まれつき臓器が奇形になってしまう場合もあります。その場合は必要に応じて外科手術などで治療されます。
それ以外の場合は、ケースによって様々な対応が必要になるので獣医さんと相談の上、 治療法を決めましょう。
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