ペットについてのサービスの一つに「ペット送迎」があります。
これは文字通り、犬・猫などのペットを車などで運ぶサービス事業ですが行政に許可を得なければ違法になってしまいます。
目次
- 事業をする人の資格・経験
- 運送業許可
事業をする人の資格・経験
まずペットの事業をするために動物の取扱をちゃんとできる人が必要です。
動物取扱責任者といって法律で資格や経験などの要件が決められていて、当てはまらない人はできないことになります。
ペットの送迎事業は「保管」事業にあたりますので、ご自身や事業メンバーに責任者をできる人がいるか確認しましょう。
動物取扱責任者について↓
運送業許可
ペットの事業としての許可とは別に「物」を運ぶ運送業としての許可も必要です。
運送業の許可にも複数種類があるのですが、ハードルが低いものが「貨物軽自動車運送事業」になるでしょう。
軽自動車１台あれば申請をすることができます。
一般のクルマで運送事業の許可をとるには、最低５台もクルマが必要なので「貨物軽自動車運送事業」の方が気軽に取得することができます。
また、基本的にペットタクシーや送迎は「ペットのみ」を送迎するための許可になりますので、人間を乗せてはいけません。
有料で送迎をする場合ですが、サービスの一環で送迎する場合など間接的にでも「有料」とみなされることがあるので、行うサービスについては全てしっかり許認可を取るようにしましょう。
貨物軽自動車運送事業について↓