糖尿病というのは犬も人間のようになってしまいます。
糖尿病になると、どんな影響があるのかみていきましょう。
こんな症状が気になったら糖尿病かも?!というものをピックアップしましたので参考にして頂ければと思います。
目次
- 糖尿病とは?
- 尿の量がふえる
- 食べているのに体重が減る
- 目が白っぽくなる
- その他の症状
糖尿病とは?
まず、糖尿病とは尿の中に糖分がでてしまう病気です。
血の中にある糖分を細胞に届けるための「インスリン」という成分が不足して高血糖になることにより起こります。
糖は体の主なエネルギーになるので、体に様々な問題が起こることになります。
尿の量がふえる
症状の一つに「おしっこの量が増える」ということがあります。
尿は腎臓で作っているのですが、普通は尿に糖分が出ていかないように調整してくれています。
しかし、血液の中に糖が多すぎると尿と一緒に出してしまおうとするので尿の量がおおくなったり、ガマンできずにトイレを失敗したりします。
また、水分が出ていってしまうのでのどが渇いて水を飲む量も増えていきます。
水を飲む量が多い?と感じたら目盛りのある容器を使ったりして飲んだ量を測ってみましょう。
一般的には体重(kg)✕50ml程度が標準の飲む量です。
食べているのに体重が減る
病気というと食べる量が減るイメージがありますが、糖尿病になると食べているのに体重が減ることがあります。
これは糖分(エネルギー)を細胞に取り込めないため、栄養不足になって体重が減っていきます。
ただ、がんや他の病気の場合も似たように体重が減ることもあるので、病院での診察が必要です。
目が白っぽくなる
糖尿病になっている犬は約80%が白内障になると言われています。
白内障になると黒目が白っぽくなり、視力も落ちていきます。
その他の症状
その他には以下のような症状があります。
・毛質が悪くなる
・筋力が落ちる
・吐く、食欲がなくなる
異変を感じたらすぐに動物病院へ行くようにしましょう。
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